福祉心理学科ニュース

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ランチョンセミナーⅠ、Ⅱ」の内容 2013.11.7 掲載

 福祉心理学科の社会福祉学専攻では、1年生のゼミ「基礎ゼミナール」と2年生のゼミ「モデル別ゼミナール」の2つのゼミが合同で取り組む「ランチョンセミナー」を創り、活動しています。下記の写真は、セミナーの準備と、セミナー実施中の様子です。セミナーでは、お互い、1年生の時の不安や授業の内容、ボランティア活動に参加した感想やアドバイスを、2年生の手作りのランチとともに、語り合い交流する授業内容となっています。

 

 

 

 

「東アジアの臨床心理学―交流の新時代」

 第49回 日本臨床心理学会大連国際大会が、宇部フロンティア大学の主管の元、大連大学・宋協毅筆頭副学長との綿密な準備を経て、2013年7月5日、6日に中国・大連大学で開催されました。「東アジアの臨床心理学―交流の新時代」と称して新たな日中間の文化交流を実現しました。また、今年度の2月のプレセッションに引き続き、日韓中他東アジア圏での30年余の調査研究実績を有する比較民俗学会の協力を得て、国際色豊かで学際的な論題が提供されました。

 大連大会は学会史上はじめて、また日本の心理系学会として初の中華人民共和国における開催でした。昨年度の混乱を経て、宇部フロンティア大学が学生、教職員の皆様のご協力のもと、このように文化交流が再開できましたことを心より感謝申し上げます。

第49回日本臨床心理学会大連国際大会 日本代表  酒木 保

中国代表 宋 協毅

日本臨床心理学会大連国際大会

 

 

 

≪参加者の皆さんの感想≫

 

第49回日本臨床心理学会大連国際大会をおえて

 第49回日本臨床心理学会大連国際大会「東アジアの臨床心理学―交流の新時代」を無事終えることが出来ました。昨年11月に大連大学において開催予定でありましたが、諸般の事情により今回に持ち越すことになりました。

 本大会は、宇部フロンティア大学福祉心理学部福祉心理学科酒木保 教授が大会委員長となり、中華人民共和国宋 協毅 副学長が実行委員長となって日本の学会を大連大学で開催したものです。自然震災と心理学、日中の臨床心理学の現状と課題、比較民俗学のシンポジウムが、中国人実践家とともに開催することが出来ました。また、多くの個別発表があり、そのほとんどが臨床実践に即したものや、臨床の実践に即時応用できるものでした。今後、中華人民共和国との親交を学術によってより深く持ちたいと思います。また、比較民俗学のシンポジウムから、東洋の心理学を見直す契機になったと思います。

みなさま、おつかれさまでした。

 

人間社会学部学部長 酒木保

 

 

日本臨床心理学会大連国際大会に参加して

宇部フロンティア大学 桝本俊哉

 

 日本は梅雨、連日大雨情報がテレビのニュースをお騒がせした7月上旬、やってきました中国大連。空は青く澄み渡り、風はからっとさわやか。まあ、成長期のまっただ中にある中国ですから、乱開発による土埃で遠くが黄色くかすんで見えるのが、ちょっと残念ですけどね。

 学会の会場になったのは大連大学です。会場に入った日本からの参加者を出迎えてくれたのは、色とりどりの様々な民族衣装・・・じゃなくて、ただの私服に身を包んだたくさんの中国の大学生たちでした。見た目は色使いが若干派手なことを除けば、日本人とほとんど変わりありません。なんか親近感がわいてきましたね。ほんの20年前までは中国人はほとんどみんな同じような衣装(人民服)を着ていたのに、すごい変化です。そういえば、あとで聞いたのですが、中国ではこの20年間で食料品の値段が10~20倍にもなったそうです。すごい変化ですよね。ちょっと、話がそれました・・・。

 さて、学会は震災支援をテーマに始まりました。日本はもちろん、中国でも被災者の心の支援がすすめられるようになっている現状に、私は少しの驚きを持ちながら発表を聞いていました。というのも、日本で震災後の心の支援が組織的に進められるようになったのは十数年前の阪神淡路大震災以降ですから、中国の臨床心理学の発展はめざましいなあと、そう感じたからなんですね。それから、特に印象に残っている発表は学会2日目の日本と中国のシャーマニズムについての研究ですね。シャーマニズムといえば、祈祷、お祈り、なんとなく怪しい雰囲気の祈祷師がトランス状態になってキエェーっとしている様子を想像している人もいるかもしれませんが、実際はいろいろあります。しかし大切なことは、シャーマンと呼ばれる人たちがそれぞれの地域において住民の安心に寄与してきた歴史があるということなんですね。これについては、日本も中国も一緒です。そして、地域住民の安心を支えるという意味では、カウンセラーもシャーマンも目指している目的は一緒なんですよね。そういうことに思いをはせてしまうような、興味深い学会発表でした。

 もちろん最終日には、観光も楽しみましたよ。おみやげはパンダのぬいぐるみ。パンダは今も、学会の想い出と一緒に私の部屋にいます。

 

    

 大会のあいさつ    大学院卒業生発表