原田博子先生のページ

看護管理学・成人看護学  原田博子

<自己紹介>

私は、主に看護管理学の科目を担当しています。管理というと役職がある人だけに関係する学問だと考える人が多いと思います。看護では、管理を2つに分けて考えています。ひとつはもちろん病棟看護師長さんや看護部長さんがされる管理、もうひとつは一人一人の看護師が患者さんのケアの質を向上させるためのマネジメントです。ナイチンゲールは、著書「看護の覚え書」のなかの小管理という章で、「管理とは、あなたがいなくてもあなたがいるときと同じように患者さんが看護をうけることができるようにすること」と述べています。授業では、新人看護師であっても患者さんの看護の質が担保できるようにするには、どのように行動すればよいか学びます。さらに、4年生でその実際を最後の実習(総合実習)として学びます。

 

<研究内容>

研究は大きく分けて3つの分野をしています。①看護管理学の視点から看護師が働きやすい職場環境と働きがいのある仕事のバランスをどうすれば取れるようになるというワーク・ライフ・バランスに関係する研究をしています。②成人看護学では、医療安全の中でもとくに医薬品の安全確保のための教育方法について研究しています。看護においては、医療安全と看護の質の向上が基盤となります。③教員の教育力育成について研究をしています。看護師養成は、いまや新卒看護師の30%以上が大学卒業者です。看護師の養成が大学に移行している理由は、患者さんの高齢化による疾患の複雑化と医療の高度化により治療や看護が専門的に行われるようになったことがあげられます。これからますます看護師の養成は、大学教育に移行することが予測されます。その中で、教員の教育力が重要な要素となります。