江藤真紀先生のページ

誰しもが通常生活の中で“転んだ”ことがあると思います。高齢者はこの現象により、社会生活の隔離やQOLの低下を起こしてしまいがちです。転倒をなくすことは困難ですが、その後の生活に悪影響を及ぼさないように看護の視点で支援することはとても重要です。高齢者の転倒要因は多種多様です。私はその中の転倒と姿勢制御の間にある視覚刺激の関与の研究に取り組んでいます。

私の研究結果では、転倒経験者やリスク者は、視覚情報が動的であるほど転倒しやすいことが分かっています。要するに、視覚と知覚、認知などが転倒発生に影響を及ぼしているということです。身体面での支援に併せて、視覚情報の認知力を把握し、支援につなげることが必要と考えています。