担当講義
大学 心理学概論,感情心理学,
大学院 心の健康教育,
専門領域
専門領域は健康心理学と臨床心理学です。これまで,抑うつと冠動脈性心疾患(心筋梗塞・狭心症)を同時に予防する方法を研究してまいりました。最近になって「自分自身の声が好きな人はセルフ・エスティームが高いのか」をテーマとした研究を始めました。
臨床活動では,精神科病院で主に心理検査やSSTを担当し,スクールカウンセラーの経験もあります。また産業領域で,ストレスチェック後の補足面談やカウンセリングを担当しました。
プロフィール
高校卒業後, 企業でかなり長く勤務したのち, 大学・大学院で心理学を修め, 精神科
病院で主に認知行動療法に携わりました。スクールカウンセラーの 経験もあります。
学会活動での出会いがきっかけになり,大学教員になりました。
専門は健康心理学と臨床心理学で,声と呼吸, 自尊感情の関連を研究しています。
先生にとって心理学の魅力とは何ですか?
日常生活で疑問に思ったことや気づいたことを,心理学の研究テーマとして科学的に検証するところが,とても魅力的で面白いです。
座右の銘を教えてください.
「悲観は気分に属するが,楽観は意志に属する」 アランの幸福論より
辛いときや苦しいときに,おまじないのようにつぶやき,自分に言い聞かせています。
教育の中で大切にしていることは何ですか?
外発的動機づけをいかに内発的動機づけにするか,が教育だと考えます。
そのためには,アハー(aha)体験やフロー(flow)をたくさん経験することが重要です。
そして,アハー体験やフローを経験するためには,やりたいことや好きなことだけでなく,やりたくないけれどやらなければならない,やったほうがよい課題にも取り組み,やりきることが鍵になります。
ほっとする時間,場所を教えてください.
休日に紅茶を飲みながら,新聞をゆっくり読んでいる時間です。
先生の趣味は何ですか?
一番の趣味はフィギュアスケートの観戦です。フィギュアスケートの海外での試合の応援やアイスショーに出かけたこともあります。
ストレッチも好きです。毎朝,ストレッチとともに,Atem-Tonus-Ton(別名マリアの呼吸法)を行っています。心身がすっきりして調う感じがします。
フロンティア大学において気に入っている点は何ですか?
キャンパスの穏やかな雰囲気と,清潔感あふれる環境です。
最後に学生へのメッセージをお願いします.
まずは行動することです。行動して成功したときは自分のやったことに自信をもち,失敗したときには,失敗経験から自らの課題を見つけ,それを目標にして次の行動を起こしましょう。
行動を積み重ねていくと,思いがけない道が開けていくと思いますよ。