<担当科目>
大学:家族心理学、感情心理学、社会心理学、臨床心理学実習Ⅰ
大学院:臨床心理基礎実習、生涯発達心理学特論
<研究の概要>
私は、社会的養護の一翼を担う児童福祉施設である『母子生活支援施設』で常勤心理職として、DV(ドメスティック・バイオレンス)被害を受けた母子への心理的支援に携わってきました。臨床心理士でもあり、精神保健福祉士・社会福祉士の資格も取得しているので多角的な視点で相談に来て下さる方を理解することを心掛けています。そのため、研究の概要としては「母子生活支援施設における心理職の役割」です。施設心理士として、他職種の専門職の方とチーム支援をどのように行うかについて探求しています。
<研究論文>
「母子生活支援施設における心理支援業務の構築に関する研究」
―平成24年度「鯉渕記念母子福祉事業研究助成」
「母子生活支援施設における心理職による活動展開の一考察」
―平成26年度「植山つる児童福祉研究奨励基金」
【プロフィール】
社会福祉法人 別府永生会 補欠理事、山口いのちの電話 理事、
山口県スクールカウンセラー、山口県安全運転管理者協議会 研修講師、
一般財団法人 山口県教職員互助会心の健康相談協力臨床心理士、
山口県警察、ストーカー事案における「加害者」カウンセリング協力臨床心理士など
・最近の関心事を教えてください
DV(ドメスティック・バイオレンス)が及ぼす子どもへの影響について関心があります。
・先生にとって心理学の魅力とは何ですか?
心理学を学んでいくと、自分自身と向き合うことに繋がることになります。これは、大変大きな魅力と思います。
・座右の銘を教えてください
「艱難汝を玉にす」 “Adversity makes a man wise.”
困難や苦労を乗り越えることで、人は立派に成長するという意味
・教育の中で大切にしていることは何ですか?
主体的に学び、自分の考えを表現することを大切にしています。
・ほっとする時間,場所を教えてください.
愛犬のマルチーズと遊ぶことです!
・先生の趣味は何ですか?
ダイエットもかねて、「常盤公園」を散歩しています・・・
・フロンティア大学において気に入っている点は何ですか?
自然溢れた環境の中で、心理学に集中して学べます。また、さまざまな分野でご活躍の先生と出逢え、学外以外の研修の機会も数多くあることです。
・最後に院生へのメッセージをお願いします.
皆さんがさまざまな施設で実習が出来るように準備をしております。是非、フロンティア大学にお越しください。